🆙2024年3月更新
こんにちは! Twitchで配信をしている底辺の「からあげ太郎」です!
今回は「個人勢が配信で伸ばす方法の考察」です。
私は2024年1月まで個人勢の配信者としてTwitchで約1年間配信を続けてきましたが…
今年の1月の中旬より、事務所の立ち上げに関わる機会に恵まれ、そのまま事務所所属となりました。
まだ、立ち上げたばかりで事務所としては何も活動していない状態ですが、個人勢ではなくなるので、これまで個人で伸ばして来たノウハウ?考え方?をまとめました。
(現状書ける分で投稿していますが、随時内容は更新していきます。)
ちなみに、お前はどんなもんの配信者やねん!って方もいると思うので、1ヶ月分のデータを貼っておきます。
Twitchのパートナーの条件が平均視聴者が75人以上ですので、中堅クラスという感じですね。
記事投稿時のステータスは以下の通り。
・最大視聴者:130人
・平均視聴者:32人
配信1回あたりのデータも貼っておきます。
基本的には1回あたり1時間30~3時間程度の配信時間を確保するようにしています。
これをみて「なんや底辺やないか!」と思う方はブラウザバックで大丈夫です。
「すごい…」と思えるかたであれば何かしら盗めるものがあるように記事を作ったつもりなので、よろしくお願いします。
👇以下のように「伸びない配信者がやってしまっていること」という記事も投稿しています。興味があればそちらも参考にしてください。
【大原則】Twitchの配信だけで人気になるのは難しい
Twitchの日本ユーザはとても少ない…。
限界集落と言えるほどです。
そのため日本人向けの配信をTwitchだけでどれだけ頑張っても、他の配信者と視聴者の取り合いになるだけで、視聴者を安定的に集めるのはかなり難しいです。
私自身、Twitch以外で活動せずに配信だけを1年間がんばって来ましたが、月平均は30人程度となっています。
普段みなさんが、視聴している有名ストリーマーの視聴者数と比べると、どれほどのし上がるのが難しいかわかると思います。
私がなんのツテもなく配信を開始した初期の頃は全然人がおらず👇のように悲惨な状態でした。
50時間配信して登録者が6人。平均視聴者数の「1」は自分自身ですので、実質誰も見ていないような状態ですね。普通の方であればこの段階で心が折れるという方も少なくないと思います。
※Twitchの場合、視聴者が1桁の配信は正確に数字が反映されないので実際は何人か見に来てくれた方もいました。この仕様だけは未だに謎です。
Twitchの配信をしているだけで視聴者をたくさん集めてパートナーになった方もいないわけではありません。
しかし、ほとんどの方の場合、一時的に人が集まっていただけで時間が立つに連れて他の配信に視聴者を持っていかれたりで、現在の平均でいうと私と大差ない方もいます。
配信して1年の視聴者数の推移
以下は1年間の平均視聴者数の推移ですね。
「右肩上がりで視聴者が増えてます!」と言いたいところですが、そうでもないですね…。
総合的に見れば増えていますが、意外と視聴者の増減があるのがわかると思います。
一時的に伸びることはあっても、継続して見てもらうのは結構難しいのがTwitch配信の現状だと思います。
Twitch以外のところで露出を増やす
①ゲームの友達募集やTwitter、Discordを使って色んな人と交流をする
②YouTubeやTikTokに切り抜きや面白い動画を投稿する
③私がやっているようにブログを書くなど、認識してもらえる媒体を増やす
④競合のゲームチームに加入したり、ユーザIDで配信者とわかる名前にする
①ゲームの友達募集やTwitter、Discordを使って色んな人と交流をする
配信を始めた直後から、視聴者がいたりファンが居るなんてことは基本有りえません。
特に配信を始めたばかりで視聴者が少ない状態の時はなおさら見に来てくれる人はいるわけがありません。
だからこそ最初のうちは、ネット上で友人や知人を作って配信を認知してもらう。
そして、少しでも誘導するところから始める必要があります。
②YouTubeやTikTokに切り抜きや面白い動画を投稿する
原則として配信は「初めましてからスタート」します。
動画を既に投稿していて、それが認知されている場合であれば、配信に来てくれる人は少なからず配信主に好感を持っています。
しかし、動画などの投稿をしていない場合は、「初めまして!」の状態から『楽しい』『好き』となって貰わなければいけません。
配信はどんなタイミングで「初めましての人」が来るかわからない状態です。
その状況から自分を好きになって貰うのは限りなく難しいです。
「オススメにのってたから来たのにイマイチ」なんて思われようものなら二度とその人は配信に足を運んでくれなくなります。
「なんでこんなやつがオススメにでてくんだよ」と思われようものならホントにおしまいですね。
③認識してもらえる媒体を増やす
ブログやSNS等で何かの情報発信をできる方であれば、そういった事をするのもオススメです。
私自身、このブログを更新しているお陰で「ブログいつも見てます~」ということで配信に遊びに来てくれる人がたまにいます。(大体は1回来るだけで終わりですがw)
実際に配信に来てもらえるかは運ですが、そもそも認知されていなければその機会にも恵まれないので、ブログ等の運営ができる方は試してみることをオススメします。
④強豪のゲームチームへの加入、ユーザIDを配信者とわかる名前で設定する
有名なチームへ加入するとそれだけで名前が知られるのでゲームが得意な方はそういったものを狙うのも良いですね。
また、配信をするのであればゲームのユーザIDに配信していることがわかる名前を設定しておきたいですね。
そうすることでマッチした味方や敵として対戦した人が配信に見に来てくれるかもしれません。
継続して配信を続けること
不定期(自分ができるタイミング)で配信をするよりも、曜日や時間を決めて配信するのがオススメです。
私自身は毎日4~6時間配信していましたが、今から始める方は『週3~4の頻度で1回の配信につき2~3時間』程度の配信をするのが良いと思います。
毎日配信するのは相当時間に余裕がある人や、努力を努力と思わない人じゃなければ続きません。
基本的に配信を開始して数日~数週間は人が集まりません。
その状態の時にムリに配信して心が折れてしまっては意味がありませんからね。
私自身やっていたことですが、毎日配信は労力に対して見返りが多くありません。
既に「一定の視聴者さんがいる」「底が尽きないほど話題が提供できる」「トーク力がある」といった状態でなければ伸びないといって差し支え有りません。
ボイチャを繋いで配信しない
配信といえば「他の配信者とコラボしてワチャワチャでしょ!」と考える人が多いように感じますが、小・中規模配信においてはそれは間違いです。
数ヶ月に1回程度のコラボならまだしも、頻繁に行っていると視聴者側としては全く面白くないし、コメントもしにくいのが実情です。
そもそも規模が小さい配信は、大手と比べてコメントが少ない傾向にあります。
ただでさえ、コメントがきにくい環境であるのに関わらず、身内ノリなどを見せつけられると見ている方としては、かなり萎えます。
『企業勢VTuberのコラボが面白いだけで、一般人が楽しくやってるだけの配信は需要がない』という大前提を理解した上で配信するようにしてください。
自分が誰かと楽しくゲームをしたいだけであれば、配信外で遊ぶようにしましょう。
実際問題、普段同接が100人規模の配信者でも他の配信者と遊んでいる時は同接が10~30人程度まで落ち込むのもザラです。
小・中規模配信に視聴者が求めているのは、配信主との気軽な交流や会話のキャッチボールです。
それができないコラボや複数人での配信はマイナスでしかありません。
配信するジャンルは固定する
配信するジャンル(ゲーム)はある程度、固定したほうが良いです。
その理由は「ヴァロラントの配信をしてるからフォローしたのに…今日はスプラトゥーンか~。じゃあ、見なくて良いか…。」というような状態が出来上がるからですね。
週に1~2回程度であればいいかもしれませんが、何度も続くと「今日『は』いかなくていいか…」が「今日『も』いかなくていいか」に変わってしまいます。
実際、普段YouTubeを利用している人ならわかるかもしれませんが…。
「エーペックスの解説を見て登録した!」
しかし、チャンネルを見てみれば『ホラーゲームとかマイクラの動画等エーペックスとは関係ない動画が多く、見たい動画がみつからない』『他の動画ばかりで更新頻度が低い』などあれば見なくなってしまいますよね…。
それがTwitchでも複数のジャンルを配信していると起こり得ます。
配信タイトルを絞る場合でも「FPS」「RPG」という大雑把なくくりではなく。
FPSの配信をするにしても「APEX」をするならAPEXを多めに、「ヴァロラント」を配信するならヴァロラントを配信するというふうに固定しておくのが大切です。
私自身、1日に2回夕方はAPEX、夜はDead by Daylightの配信というふうにやっていますが、視聴者が分散したり、そもそも来なくなってしまったりして人が安定せず大変でした。
配信初心者は有名所のゲームの配信するのはオススメしない
「配信をしよう!」と考える人は企業勢や人気のストリーマーが配信しているゲームを真似して配信しがちです。
しかし、有名所のゲームをやっても、既に配信してる人たちに視聴者を取られてしまうので、普通に配信するだけでは視聴者の獲得はできません。
既に10人前後、見てくれる人がいる状態なら問題ありませんが、そうでない場合は強豪が少ないマイナーなゲームをプレイするのが良いですね。
とはいえ、ゲーム自体の視聴者が10人しかいないようなマイナーすぎるものでもダメです。
常に3桁くらいの視聴者が配信を見ているゲームを選ぶのがオススメです。
音量バランスを他配信と見比べて設定しよう!
意外と見落としがちですが、他の配信と自分のアーカイブを聴き比べて音量の調整をしていくことはかなり重要です。
通常、視聴者は1つの配信だけを見ているということは滅多になく、基本的には複数の配信を同時に視聴しています。
そこで、音量の調整がうまくできていないと👇のような状況が出来上がります。
このようの状況になった時、よほどの推しでなければ音が小さい方を消すといった選択をする人が多いです。
つまり、他配信より音が小さいと『視聴する』選択肢からすぐに外れてしまいます。
他の配信よりも自分の配信を選んで貰うために音量設定はしっかりしましょう!
ちなみにTwitchに限った話しで言えば、複数窓している視聴者は、一番手前に表示されている配信(アクティブウィンドウの配信)でなければ、視聴者数としてカウントされません。
よりわかりやすく説明すると、その視聴者がコメントをしている配信でしか『視聴者数』としてカウントされません。
(配信Aと配信Bを視聴者が見ているとして、Aでコメントしている場合、Bの配信の視聴者数としては、換算されないということです。)
徹底した視聴者の管理
自分自身の配信や他の配信を見ての傾向上10~25人程度の規模の間が一番ヤバい視聴者が来ます。
「煽り」「かまってちゃん」「マウント」「自分語り」などなど、意図的かはともかく配信の雰囲気が悪くなるようなコメントをする人が出てきます。
FortniteやAPEX、ヴァロラントなど子供でもできる無料ゲームの配信をする場合に特に多いですね。
配信初期はただでさえ人が安定しない時期ですので、そういった視聴者が来た場合は忠告、改善しなければ即BANするのが大事です。
短期的にはその視聴者がいることで『+1』となるので、迷うかもしれませんがどちらかというと長期滞在されることのデメリットの方が多くなります。
私自身、そういった視聴者を放置していたせいで60人いた視聴者が20人程度まで減ったことも有りました。
一時的に来なくなるだけなら良いですが、荒らしがいたから二度と配信に行かないという人もいるので優柔不断な対応はオススメしません。
視聴者との距離感を見極める
視聴者との距離感を見極めて交流することも大切です。
コメントを頻繁にして会話のキャッチボールを楽しみたい視聴者さんもいますし、挨拶だけであとはゆったりと画面を見ていたい視聴者さんもいます。
コメントをしたくない視聴者さんに何度も話しかけていると、話しかけられたくないから…と配信に来なくなってしまう人もいます。その逆も然りです。
見に来てくれる人の許容範囲を理解するように心がけながら配信していくことで人が定着して行きます。
コメントをしてくれた人のことは最低限覚える
私自身、配信で一度でもコメントをしてくれた人のことはなるべく記憶するようにしています。
「呼び方」「趣味」「近況」は最低限覚えておく。
ときにはSNSを活用して投稿を見て、配信に来てくれた時に「そういえば〇〇したらしいね」「テストどうだった?」「旅行楽しかった?」など話題を振ったりしています。
実際、私の配信に来てくれる人には「最後に配信に来たのが半年前なのに覚えてくれてて嬉しい」「配信で一度も話題に出してないのにSNSで投稿した内容を見ててくれて嬉しい」などなど、好評のようです。
正直、フォロワーさんが800を越えたあたりから覚えきれなくなってきてますが…。
覚えられる限り視聴者さんのことは覚えておいて上げると印象が良いです。
視聴者を監視するのはやめよう
むかし遊びに行ったことのある配信者さんの話しなのですが…
視聴者さんの動向を徹底的に管理する人がいました。
SNSでつきまとったりしているということはなかったですが、
「〇〇さん今日は遅いじゃん」
「え?〇〇さん配信からいなくなったんだけど?」
「ねぇ、今日〇〇さんコメント全然してないし寝落ちしてない?みんなどう思う?」
などなど。
Twitchは見に来ている人のIDが一覧で見ることができるので、それを利用して誰が配信を見ていて、どのタイミングでいなくなったのかずっと監視していました。
正直、恐怖を覚えましたね(笑)。こういった行動はやめましょう。
めちゃくちゃ居心地が悪いです。
数字にこだわりすぎない
正直、視聴者が増えるかどうかはタイミングや運で左右される部分が大きいです。
有名ストリーマー達が大会やイベントを行っていると、視聴者が普段の半分もいないなんてことは当たり前に起きます。
ですので、数字にこだわり過ぎないのが大切になってきます。
「昨日まで50人見てたのに今日は20人しかいない…」この程度のことはほんとにいつでも起こり得ます。
その度にテンションが下って配信のクオリティが下がるのはよく有りません。
たまに「昨日は視聴者が50人いたんだけどね~」みたいに言い訳する人もたまにいますが、こういった発言もあまり良くないので控えるようにしましょう。
配信者同士の横のつながりをもつ
配信者同士で仲良くなるのは以外と大切です。
私自身、最初は「他の配信者なんて知らねぇ」ってスタイルでやっていましたが、全く伸びず…。
たまたまゲーム内でマッチした配信者さんと仲良くなってから人が集まるようになりました。
お互い仲良くしていれば、その配信者さんが自分の配信に遊びに来てくれることもありますし、他の枠で仲良くなった視聴者さんが来てくれることもあります。
自分自身のファンがいない時は、自分から交流して配信に来てもらえる可能性がある人をどんどん増やしていくのが正解です。
配信に来てくれる人が5人。10人と集まってくれば、だんだんと「君の配信が好き」といって配信に遊びに来てくれる人も出てくるようになります。
やくにたったら…
最近は配信頻度が減りがちですが、基本的には毎日配信しています。
もし、見かけたら仲良くしていただけると嬉しいです。