落ちこぼれ配信者の成り上がり【Twitch】/からあげ太郎

配信で役立つ情報などをまとめています。

次に波がくるかもしれない配信サービス『Kick』について!収益化の条件やメリット・デメリット

こんにちは! Twitchで配信をしている「からあげ太郎」です!

今回は新たな注目株として昨年辺りから度々話題になることが増えた配信サイト『Kick』について調べた内容をまとめていきます。

リリースされてまだ1年程度のKickですが、海外を中心にかなり勢いがついています。

日本ではあまり話題になりませんが…『Kick』には一体どんな魅力がある配信プラットフォームなのかなど書いていくのでよかったらお付き合いください。

Kickとは

近年、海外を中心にすごい勢いで注目を集めている配信プラットフォームです。

様々な配信者(主にTwitchで活動しているストリーマー)に絶賛されており、中にはKickに移行する人もいるほどです。

(『海外の配信者』はという言葉が付きますが…)

詳しくは後々記載しますが、現状Kickは海外ストリーマーの盛り上がりに対して日本ではややイマイチ。まだ、日本語に対応しきれていなかったり、浸透しきっていないことが原因ですが…。

 

登録方法

こちらからKickのサイトにアクセス。

アクセスしたら右上の『サインアップ』が

メールアドレスで登録する場合はパスワード等を入力。

GoogleAppleのアカウントがある場合は、そちらから登録してください。

こちらを入力すると登録を完了です。

 

収益化条件

条件は以下の通り。

◆収益化条件◆

フォロワー75人

配信時間が5時間

画像

フォロワー75人』かつ『配信時間が5時間』という破格の条件になっています。

YouTubeなどで収益化を目指したことがある人であれば、この条件がどれだけ簡単なものなのかがわかると思います。

 

Twitchとの比較

Twitchの収益化条件と比べてみても簡単なことがわかると思います。

Twitch収益化
フォロワー50人
30日以内に7日以上の配信
30日以内に500分の配信
平均視聴者が3人以上
Twitchよりも必要なフォロワー数は多いですが、平均視聴者や日数の制限がないため、かなり楽な条件ですよね。

 

認証ユーザになるには

Kickには一定の条件を達成することで認証ユーザというものがあります。

簡単に説明するとKickの公認ストリーマーのようなものですね。

Twitchで言うところの「Twitchパートナー」と同等のものになります。

配信時間が15時間以上
7日以上の配信
平均同時接続視聴者数が50人以上

Twitchとの比較

こちらでTwitchパートナーになるための条件も記載しますが、Kickのほうが明らかに条件がゆるいですね。

特に平均同時接続視聴者数を安定させるのはかなり難しいので、必要人数が低いのはありがたいですね。

 

Twitchパートナーの条件
25時間配信する
12日配信する
平均同時接続視聴者数75人

Kickのメリット

ストリーマーへの還元率が高い

Kickのストリーマーの還元率は脅威の『95:5』!

もちろん95のほうががストリーマーに配分される分です!

Twitchのストリーマーへの還元が半分ということを考えるとありえないほどの高待遇…。

 

古参ユーザになれる

新興の配信プラットフォームのため今から始めれば古株のストリーマーになれるので、後々日本で広まったときにそれなりの立ち位置になれるかもしれません。

時給が発生するかもしれない

昨年の10月に提案されていたことですが、ある一定の条件を満たしたストリーマーに配信1時間にあたり16$が支払うという話も出ていたようです。

この記事を執筆している段階でどうなったのか調べても出てこないので詳細は不明です。

時給が発生するストリーマーの条件は以下の通り。

1ヶ月の内1日4時間以上活動する

顔出しをしている

成人済みであること

配信者がチャットのやりとりをしている(日本語の正確な説明がないため不明)

 

8000kpbsまで配信できる

配信で大事になってくるのが画面の解像度ですが、Twitchの場合は6000kbpsまでしか出せないためFPSなどのオンラインゲームの配信は映像が荒くなりがちです。

KickではTwitchよりも2000高い状態で配信できるため、より画面が綺麗でヌルヌル動く配信をすることが可能です。

 

その他

他にも『アーカイブを永久に残すことができる』『収益化したチャンネルでも広告が流れない』『サブスクで使えるスタンプ枠が60個ある』などのメリットが数多く存在します。

やっていることは明らかにTwitchより凄いですね。

 

Kickのデメリット

日本で浸透していない

まだはKickはリリースされてから1年ほどしか立っていないため日本人ユーザが圧倒的に少ない傾向にあります。

私が何日か見た限り、日本人ユーザの配信の視聴者数は3~5人程度がほとんど。

YouTubeで登録者◯◯万人」の人が配信しているところで10~20人程度、良くても30人くらいでした。

もっとちゃんと探せばいるのかもしれませんがそれほど多くないですね。

(そもそもどの言語の人が配信してるのか調べる術がない…)

ユーザ名に日本語が使えず、英数字のみというのも日本人が入りにくいところかなと個人的には思っています。

マジで日本で盛り上がっていない

現状、この一言に付きますね。

中には「Twitchから移行する人いるだろうけど、結局うまく行かずにTwitchにとんぼ返りする。でも視聴者が戻って来なくて配信自体から消える人多そう」という辛辣な意見を言う人もいます。

海外の盛り上がりに反して、日本での現状を見るとあながち間違っていないんですよね。

KickはTwitchに比べるとストリーマーの収益も高待遇で、配信で設定できるビットレートも高いなど様々な利点がありますが『日本で貼らなきゃ意味がない』ですからね。

 

英語ができないと人を集めるのは厳しい

配信者も視聴者も基本的に英語圏のユーザが多いので日本語だけでやっていくのは現状かなり難しいですね。

にじさんじやVスポにも引けを取らないレベルのVアバターを使って配信している方もいらっしゃいますが、日本語だけで話している配信では集まりが悪い用です。数字でいうと8人前後でしたね。

逆に、質の悪いVアバターを使っている人でも英語が少しできるというだけで視聴者が100人ほどいました。

 

さいごに

今回はKickについてまとめました。

いや~Kickがやってくれていることはかなり興味があるんですけどねぇ…。

「ストリーマーの還元率95%がいつまでも続く訳がない!」という意見があったりマイナスな印象を持つ人が多いイメージ。

どちらにせよ、日本で浸透してくれなければどれだけ良い配信媒体だったとしても移行するメリットは無いので、少しでも頑張ってもらいたいですね。