最近X(旧Twitter)でYouTubeの縦配信がすごいと話題になっているようです。
先日YouTubeで縦向き(スマホ向け)の配信ができるようになったということで実際にやってみた人からは『登録者が一気に増えた』『今まで視聴者ゼロだったのに一気に30人…』といったように喜びの声が見られます。
short配信ヤバいぞ…
— 巳珠しろ@クリエイター系Vtuber (@Mitamashiro_) 2023年12月6日
3時間配信で登録者さん210人も増えた…
歌枠伸びなくてずっと悔しい思いしてたから色んな人に聴いてもらえてめちゃくちゃ嬉しかった(´;ω;`)
明日の夜にshort配信で7000人耐久歌枠やります(決意) pic.twitter.com/UKLUBhmWjk
今あったことをありのままに話すぜ。
— 餅々さくら🐇🌸縦型配信4時間で1000人増えたVtuber (@mochisakura0228) 2023年12月6日
5:30~ 4時間歌い続けたら、shortsフィードに載り続けていたみたいで、登録者1,100人UP、視聴回数1万回突破できました..!
縦型配信の可能性、ヤバいです。🫨🫨
※同接は離脱が激しいので維持し辛いかもです
(私は平均200~240を行ったり来たりでした)#餅々さくら pic.twitter.com/hyja1WZwQQ
ということで今回はYouTube縦配信のメリット等調べた内容についてまとめてみたいと思います。
YouTubeように縦向きに配信する方法については👇でまとめています。
一般に言われる縦配信のメリット
新規視聴者を獲得しやすい
従来のYouTubeのLIVE配信は『おすすめ欄』からの流入で初見さんに見に来てもらうしかありませんでしたが…
今回追加された縦配信は今までショート動画が表示されていた場所に「おすすめの配信」として表示されます。
最近は空き時間で通常の動画を見るより、ショート動画をみる時間の方が増えましたよね?
見られる可能性が高い場所に配信が表示されるわけですので、新規視聴者が配信に遊びにきやすい環境になっています。
スマホからの視聴者がずっといてくれる
縦型の配信はYouTubeが新規開拓したジャンルというわけではありません…
TikTokLIVEや17LIVEのように既に縦向きがメインの配信プラットフォームは存在していました。
そういった縦向き配信がされているプラットフォームでよく言われていることなのですが「横向き配信よりも離脱率が少ない」ということですね。
最近はどの層でも同じだと思いますが「PCで配信をみるよりスマホで配信をみる方が多い」傾向にあります。
そのため、無理やり横画面で表示させてスマホでみるよりも『最初からスマホ向けに最適化された縦配信』のほうが見やすく、途中で配信の試聴をやめる人が少ないと言われています。
※一応メリットとして書いてはいますが、今回のYouTube縦配信の場合は意外と離脱率が高いようであてはまらないかもしれません…
YouTube縦型配信のデメリット
高画質の配信ができない
縦配信ではビットレートが高い高画質の配信はできないようです。
基本的には縦向きにアバターを表示して配信している人が多いので画質は気にすることはないと思いますが、グラフィックが大事なゲームの配信には向かないかもしれませんね。
広告が表示されない
縦配信は広告も表示されないようです。
既に収益化して広告が載せられる人はどれだけ配信しても広告料が入らないのでモチベの維持は難しいかもしれませんね。
メンバーシップギフトが受け取れない
YouTubeLIVEでは視聴者が他の視聴者のためにメンバーシップをギフトとして送ることができるのですが、縦配信ではそれもできません。
普段のLIVE配信でいくつもギフトを投げてくれるお得意様がいる場合はその恩恵を受けられないようになっています。
スワイプで他の配信に移動してしまう
縦配信は通常のショート動画同様に画面をスワイプすることで他の配信が開いてしまします。
ブラウザバックのように手間がかからないため、折角見られてもすぐにいなくなってしまう視聴者もおおいかもしれません。
実際に縦配信をしてみて
私自身実際に6時間ほど配信してみました。
配信時間と視聴者数は以下のような感じとなりました。
※ちなみに新規作成したYouTubeアカウントで行っているので登録者はゼロの状態からはじめました。
ゲーム(APEX)…1時間→視聴者11人
ゲーム(DBD)…4時間30分→視聴者3人
雑談…30分→視聴者→25人
事前にわかっていたことではありますが、縦配信はゲームには向かないですね。
とはいえ、登録者がゼロの状態にもかかわらず1時間の配信で11人の視聴者を獲得したAPEXは強いですね。
まあ、キッズと賑やかしが殆どで「FPSの民度ってやっぱり…」という感想ではありましたが(笑)
それとは打って変わって雑談や歌枠などをする場合は短時間の配信でも遊びに来てくれる人が多い印象。
『ゲームじゃなくて「自分を売りたい」という人』には結構おすすめかもしれません。
さいごに
今回はYouTubeで実装されたばかりの縦配信についてかいてみました。
個人的な結論としてあげると『縦配信は収益化がまだの人向け』といった感じですね。
広告の表示やギフトが不可ということですので既に収益化が終わっている人は普通に配信したほうが良いと思います。
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