こんにちは!
Twitchで配信中の「からあげ太郎」です!
「毎日欠かさず配信してるのに、いつまで経っても視聴者が増えない…」
「誰も見てくれないから、配信を開くのがしんどくなってきた…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、あなたが感じているその苦しみは、決して特別なものではありません。最近の配信プラットフォームを調査して、ある衝撃的な事実に気がつきました。
なんと、全配信の“9割”は、視聴者が一桁なんです!
これは、ほとんどの配信者が「誰にも見てもらえない」という厳しい現実の中で活動していることを意味します。
実際配信してる身としてよく思います…。
配信ってむずかしいなぁって(笑)
📊【衝撃の事実】配信の9割は視聴者一桁ってホント?
「本当にそんなに多くの配信が視聴者一桁なの?」と疑問に思うかもしれません。そこで、具体的なデータをお見せしながら解説していきます。
いつもお世話になっている「配信者リアルタイムランキング」のデータを参考に、人気ゲーム『VALORANT』の配信状況を見てみましょう。
まず、ランキング上位の配信者です。
1位はやはり企業に所属する大手配信者。個人でここに割って入るのは至難の業です。その下にも同接4桁、3桁の有名配信者が続きます。
しかし、ここからページを下にスクロールしていくと、現実は一変します。
このサイトでは1ページに50位まで表示されますが、驚くことに40位以下の時点で、すでに視聴者は一桁になっています。
さらにページを進めていくと、ランキングの後半はほとんど誰も見ていない状態…。
なんだったら!
ランキングの250位以降は、すべての配信の視聴者が「1人」、つまり自分自身しか見ていない状況でした。
この日のデータを集計すると、驚くべき結果が見えてきます。
- ✔500人以上の超大手:2~4チャンネル
- ✔100人以上:5~7チャンネル
- ✔10人以上:15~20チャンネル
この日『VALORANT』を配信していた約500チャンネルのうち、視聴者が一桁だったのは、なんと「約460チャンネル」でした。
割合にすると、およそ92%が視聴者一桁の「見向きもされていない配信」ということになります。
これは他人事ではありません。私自身、Twitchを始めた最初の1ヶ月はフォロワーが6人、平均視聴者数が0.8人という悲惨な状況でした。
また、私の周りでも3年間配信を続けて、未だに平均視聴者数が2人という配信者仲間がいます。
🧱なぜ?視聴者が増えない「2つの高い壁」
では、なぜこれほど多くの配信者が視聴者一桁の沼にハマってしまうのでしょうか。そこには、初心者が乗り越えなければならない「2つの高い壁」が存在します。
💔壁①:認知の壁 - そもそも誰にも見つけられていない
最も根本的な原因は、あなたの配信が誰にも「認知」されていないことです。
考えてみてください。『VALORANT』のような人気ゲームでは、常に数百もの配信が行われています。その中で、実績のない新人が視聴者の目に留まる確率は、ほぼゼロに近いのが現実です。
💔壁②:定着の壁 - 初見が10秒で離脱してしまう
運良く誰かがあなたの配信を訪れてくれたとしても、次の壁が待ち構えています。それが「初見の視聴者」が定着しないという問題です。
視聴者は、配信を開いてからわずか数秒~数十秒で、その配信を見続けるかどうかを判断します。この短い時間で「面白そう」「居心地が良さそう」と感じさせられなければ、すぐに別の配信へと去ってしまうのです。
- ✔コメントが来ないからと、無言でゲームをプレイしている
- ✔地声でボソボソと話していて、何を言っているか聞き取りづらい
- ✔画面が暗かったり、ゲーム音とマイク音のバランスが悪かったりする
こうした「居心地の悪さ」は、初見の視聴者が即座に離脱する大きな原因となります。
🚀視聴者1桁を抜け出すための「はじめの一歩」
厳しい現実と原因を解説しましたが、ここからは具体的な解決策です。まずは、今日からでも実践できる「はじめの一歩」を3つご紹介します。
とにかく配信を認知してもらうのが大事。
X(旧Twitter)を最大限に活用しましょう。
「今からやります」という告知だけでなく、「今日の夜〇時からやります!」といった予告や、日常のポストで自分の人柄を知ってもらって、自分自身を好きになってくれる人を作ることが重要です。
有名な方の投稿や伸びている型を勉強にして、マネして投稿してみましょう。
配信一覧で目を引くのはタイトルです。「VALORANT」だけのタイトルでは誰もクリックしません。「【参加者0人で即終了】参加型コンペでダイヤ目指す!!」のように、「何をするのか」「どんな雰囲気か」が一目でわかるタイトルにしましょう。視聴者が「自分も参加できそう」「面白そう」と感じるような工夫が大切です。
視聴者が0人でも、常に何かをしゃべり続けましょう。
「今、敵がこっちに来そうだな」「このアイテムどこで使うんだっけ?」など、考えていることを口に出すだけでも大丈夫。
いつ誰かが来ても「少しでも配信主のキャラや雰囲気」が感じられる状況を作っておくことが、初見さんを逃さないための鍵です。
✨【次の一手】初見さんを「常連」に変えるための2つの方法
視聴者が1人、2人と訪れてくれるようになったとします。
本当の勝負はここからです。その貴重な初見さんを、次も遊びに来てくれる「常連」に変えるための、最低限やること2つを紹介します。
視聴者が少ない状態でコメントしてくれる人ってかなり貴重です。
誰もコメントしてない中でコメントするのって結構勇気がいりますからね。
そんな中コメントを貰ったら勇気を出してコメントをくれた視聴者の名前(ID)を、必ず声に出して呼びましょう。
「あ、〇〇さん、はじめまして!コメントありがとう!」
「〇〇さんの言う通りですね、確かにそうだ!」
たったこれだけです。
名前を呼ばれた視聴者は、「ただの視聴者群」から「一人の個人」として認識されたと感じて、親身になってくれることが多いです。
こういった地道なやりとりが、「またこの人の配信に来たい」と思わせる強力なフックになります。
視聴者との一体感、つまり「コミュニティ」の土台を作る作業です。
これは、内輪ネタで初見を置いてけぼりにするのとは全く違います。
例えば、「この敵、やたら硬いから今日から『豆腐先輩』って呼ぼうぜ!」とか、「クリアするまで寝ない枠」など、その日の配信内だけでも完結するような共通の目標を作りましょう。
そうすることで、配信者がやってる作業風景を流し見することから、配信者と一緒に豆腐先輩を倒すという共通の目的がでて配信が盛り上がりやすくなります。
🔍【自己診断】もしかしてやってる?初見が静かに去っていくNG行動
自分では頑張っているつもりでも、無意識に視聴者を遠ざけている行動があるかもしれません。以下の項目に心当たりがないか、チェックしてみましょう。
- ✔配信スケジュールが不明
面白いと思っても、次にいつ配信するかわからなければ、視聴者は定期的に見に来ることができません。SNSのプロフィールや配信の概要欄に、曜日や時間帯の目安を書いておくだけでも効果があります。 - ✔画面の情報が少ない・整理されていない
初見さんは、あなたが何者で、今何をしているのか全く知りません。「参加型」「〇〇達成まで耐久」など、配信の目的を画面の隅にでも表示しておくと、状況を理解しやすくなります。 - ✔ネガティブな発言が多い
「このゲームつまんないな」「また誰も来ないよ」「敵が強すぎて無理」といったネガティブな発言は、配信の空気を最悪にします。視聴者は楽しさを求めて来ています。愚痴や不満を聞かされる場所に、長居したい人はいません。
今回は、配信者の9割が視聴者一桁という厳しい現実と、その原因、そして改善のための一歩を解説しました。
同接一桁で悩んでるのは、何もあなただけではありません。みんなそうです。
大切なのは、視聴者数を見ることじゃなくて…。
「どうすれば見つけてもらえるか?」「どうすれば楽しんでもらえるか?」を考え、小さな改善を一つずつ積み重ねて配信のレベルを上げていくことです。
その努力が、必ず視聴者1桁からの脱出に繋がります。