落ちこぼれ配信者の成り上がり【Twitch】/からあげ太郎

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【衝撃】Twitchの平均同接20人の俺が、TikTokで同接200人超えた件



 

こんにちは!
Twitchで配信中の「からあげ太郎」です!

最近、話題のTikTokライブ。

「すごく稼げるらしい…」 「配信者がどんどん移行している…」

そんな話を聞き、普段Twitchで配信してる私が試してみました…。

なんと、同接があっさりと“200人”を超えました。
普段Twitchで配信してる時はどれだけけコメントが多いときでも1時間に200ほどなので、初めて見るコメントの滝は圧巻でした…。ちょっと感動しましたね。

TikTok同接画像

※本当は200人を超えた瞬間のスクリーンショットをお見せしたかったのですが…PCが故障した際にデータが消えてしまいました。

すごい数字に見えますよね。しかし、これはTikTokはすごい!という成功体験の話ではありません。

むしろ、これからTikTokで配信を始める人にこそ知ってほしい、“罠”だと感じました。

 

📝 執筆者情報
からあげ太郎

からあげ太郎

  • 配信歴2年(Twitch)
  • 登録者1,600人
  • 配信者向けの記事を執筆
  • 配信者Discordサーバー運営
 

📊これまでの配信データ

まず、事実を整理するために、私のTikTokライブ全12回の生データをご覧ください。

オレンジ色の「ポケポケ」配信(5〜7回目)で、異常な数字が記録されています。

配信回数
タイトル
最大同接
平均同接
1
フォートナイト
40人
16人
2
フォートナイト
15人
4人
3
Dead by Daylight
21人
12人
4
エーペックスレジェンズ
10人
7人
5
ポケポケ
240人
80人
6
ポケポケ
134人
46人
7
ポケポケ
104人
68人
8
ポケポケ
7人
1人
9
ポケポケ
13人
1人
10
エーペックスレジェンズ
5人
1人
11
Dead by Daylight
5人
1人
12
ホラーゲーム
2人
1人

🤔一体、何が起きたのか?

「ポケポケ」配信で、3回連続で同接100人超え。

これだけ聞けば「大成功だ!」と感じるかもしれません。

しかし、データ全体を見ると、2つの不可解な事実に気づきます。

🧐この「成功」の裏にある、2つの不可解な事実
  • 事実①:なぜTikTokでも人気のゲーム(フォートナイト等)では、全く結果が出なかったのか?
  • 事実②:なぜ絶好調だったポケモン配信が、突然同接「1」に墜落してしまったのか?

この最大の謎にこそ、TikTokライブの本質が隠されていました。

 

🧠考察:現象の裏側で動いていたもの

この奇妙な現象について、私は4つの仮説を立てました。

仮説①コンテンツの「分かりやすさ」が最重要

TikTokのAIが見ているのは、ゲームの人気ではなく「知識ゼロの人が、一瞬で見て理解できるか」という点だと思います。

状況把握が難しいFPSバトロワは圧倒的に不利。

逆に、ほとんどの人が一度は見たことがある「ポケモン」は、初見でも分かりやすく、視聴者が定着しやすいと考えられます。

仮説②アルゴリズムによる「オーディション」

TikTokは常に「バズる候補」を探しています。

私の「ポケポケ」配信は、その候補としてAIに選ばれ、テストとして大量の視聴者が送り込まれました。

しかし、そこでAIの基準を満たせなければ「見込みなし」と判断され、即座にトラフィックを止められます。

これが、魔法が3回で解けた理由。常にAIから値踏みされている状態です。

仮説③新規向けの「お試しブースト期間」

新しい配信者には「お試しブースト」が与えられ、テスト的に視聴者が流されます。

「じゃあAPEXとかでも来たはずでは?」と思うかもしれません。

実際にブースト効果はあり、ブースト時はAPEX配信の累計視聴者700人に対し、ブーストが切れた後の同タイトル配信はたった14人

ブーストはあったが、コンテンツパワーが弱く、同接には繋がらなかったのです。

仮説④無差別シャドウバン

これは推測ですが、TikTokでは最近過度に「AIによる無差別シャドウバン」が起きているという話があります。

事実、他の配信者さんの枠でコメントをしても、それが表示されない状態に私のアカウントはなっています。

📝TikTokライブで私の身に何が起きていたのか

これらの仮説を組み合わせると、一連の流れが次のように見えてきます。

1
【新規ブースト】お試し期間スタート

まず、新規アカウントに与えられる「お試しブースト期間」がスタート。

しかし、初動で配信したタイトル(フォートナイト、APEX)のタイトルパワーが弱すぎて、配信自体はおすすめされてても同接が増えない状態でした。

2
【有望株認定】AIオーディション開始

次に、「コンテンツパワーが強い」ポケポケに切り替えたことで、AIが私を「有望株」と判断。

「オーディション」が開始され、テストのために爆発的なトラフィックが送り込まれました。

3
【期待外れ】オーディション不合格

しかし、3回にわたるテスト配信でAIが定めたエンゲージメント基準を満たせず、オーディションに不合格。

恐らく、視聴者のフォロー率や一人当たりの滞留時間が基準以下だったのが原因と考えられます。

その不合格と同時にお試しブースト期間も終了した。

4
【制裁】シャドウバン状態へ

最終的に、オーディション不合格のペナルティとしてアカウント全体の評価が下がり、配信をおすすめする価値無しと「シャドウバン」に近い状態に陥ってしまった、というのが今回の顛末ではないかと考えます。


まあ、要するに君の配信意外と不評みたいだしおすすめするの辞めるね~ってAIに判断されただけですね(笑)

 

💡TikTokライブとはどういう場所なのか

この一連の体験と考察から、私なりに見えてきたTikTokライブというプラットフォームの本質をまとめます。
それは、厳しい側面と、大きな可能性の両方を秘めた場所だということです。

🚀① うまく波に乗れれば一発逆転も。

AIの評価基準にうまくハマれば、無名でも一夜にして多くの視聴者を獲得できる可能性があります。これは他のプラットフォームにはない、TikTokならではの大きな魅力です。

しかし、その波に乗れなかった場合、あるいは一度乗っても振り落とされた場合、見向きもされなくなるという厳しい現実があります。安定してファンを積み上げていくというよりは、常に結果が求められる、一発勝負の厳しい場所だと感じました。

⚠️② 片手間で実績を出すのは不可能

TikTokは誰でも簡単に数字を稼げる、と思われがちですが、それは大きな間違いです。新規配信者に与えられる「お試しブースト期間」という最初のチャンスで、いかに視聴者を惹きつけ、ファンになってもらうかに全てがかかっていると感じました。

このボーナスタイムに本気で勝ちに行き、視聴者を定着させられなければ、ブーストが終わった後には誰もいない荒野が待っているだけ。「ちょっと試してみよう」という片手間の感覚で成功できるほど、甘い世界ではありません。

私のアカウントみたいに死にアカができるだけですね(笑)

🔗③【閉鎖的な環境】他媒体への流入はほぼ見込めない

TikTokの視聴者は、そのアプリ内でコンテンツを楽しむことに特化しています。そのため、たとえ配信が盛り上がっても、「YouTubeやTwitchのチャンネルも登録お願いします!」と促したところで、ほとんどの人は外部のプラットフォームまでは来てくれません。

TikTokは、あくまでTikTokの中で活動を完結させる必要があり、他の活動への誘導口として使うのは非常に難しい、閉鎖的な環境だと理解しておくべきです。

④【ニッチが輝く】挑戦する価値は十分にある

Twitchで伸びるゲーム、YouTubeで伸びるゲームがあるように、TikTokでしか伸びないゲーム配信も確実に存在します。「本当はこのゲームをやりたいけど、他の場所ではウケが悪い…」と諦めていたゲームでも、TikTokであれば爆発的な人気を得る可能性があるのです。

今までやりたいことを押し込めていた人にとって、TikTokは新たな可能性を秘めた挑戦の場になるかもしれません。

😊⑤【埋もれない優しさ】誰かに見てもらえる喜び

TikTokは、TwitchやYouTubeよりも「おすすめ」に載せる機能が非常に高いと感じます。そのため、どんな配信でもある程度の視聴者が入ってきてくれるのです。

他の媒体で「誰にも見つけてもらえない…」と埋もれて苦しんでいる人にとって、必ず誰かの目に触れる機会を与えてくれるTikTokは、ある意味で非常に優しいプラットフォームと言えるでしょう。そのチャンスを次に繋げられるかどうかは、あなた次第です。

🎁【おまけ】TikTokを配信して気づいたリアルな実態

💔ファンが圧倒的につきにくい

同接がかなりいても、まったくフォローされません。

滝のようにコメントが流れていた「ポケポケ」配信が3回もあったのに、その間に増えたフォロワーはたったの2人でした。

コメントをかなりやりとりをしてもフォローには結びつかず、仮にフォローしてくれても、2回目以降の配信に来てくれることはほとんどありませんでした。

🏃視聴者の高速離脱

配信を一瞬で閉じてしまう人があまりにも多いため、何かを伝えるのが非常に難しいです。TikTokは配信が開かれると視聴者の名前が見えるのですが、配信を開いても一瞬でいなくなる人がほとんど。

「〇〇さん、いらっしゃい!」と声をかけたときには、もうその場にいないのです。

1時間以上の配信は価値がないかもしれない

何度か配信して感じたのは、TikTokは配信開始から30分〜1時間後くらいまで、配信自体をおすすめに載せてくれる機能があるようだ、ということです。しかし、その効果は配信開始から約1時間で終わり、1時間を過ぎるとパタリと新しい視聴者が来なくなる傾向にあります。

新規の視聴者を増やしたいのであれば、長時間の配信はあまり意味がないのかもしれません。

この記事が、TikTokライブの数字に一喜一憂している配信者さんや、これから始めようとしている方にとって、一つの冷静な判断材料になれば幸いです。

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